AIR&Kanon Trading Card Game
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KanonTCG > ルール
目次

●第1章 カードの種類

  • 第1章の内容
    「AIR&Kanon TCG」には、キャラクターカード、アイテムカード、そしてイベントカードの3種類のカードが存在します。あなたはこれらを駆使して、ゲームの勝利を目指します。この章では3種類のカードの説明と個々に書かれている項目の説明をしていきます。

●第2章 プレイルール

  • 第2章の内容
    ゲームで使われるカードを理解したら、次は実際にそれをゲームで使ってみましょう。この章ではゲームをプレイする上での基本的な用語やルール、レイアウトなどの説明をします。

●第3章 ゲームの進行

  • 第3章の内容
    「AIR&Kanon TCG」は2人のプレイヤーが交互にターンを進めて行く事によって進行します。ターンの中はフェイズで区切られていて、それぞれのフェイズではしなければいけない事、しても良い事が決まってきます。この章ではゲームの進行がスムーズになるようにターンの流れを説明します。

●第4章 バトルの手順

  • 第4章の内容
    この章では「AIR&Kanon TCG」のメインとなるバトルについて説明します。バトルフェイズをさらに区切るステップ、実際の進行など、ゲームをする上で重要な点ですのでしっかりと読むことをお勧めします。

●第5章 詳しいルール

  • 第5章の内容
    この章では「AIR&Kanon TCG」をさらに楽しむための詳しいルールを説明します。デッキ(奇跡)(奇跡)を構築する上での参考にしてください。

●第6章 デッキ(奇跡)(奇跡)構築のアドバイス

  • 第6章の内容
    デッキ(奇跡)(奇跡)をあらかじめ自分で用意しておける「AIR&Kanon TCG」ではゲームをする前から勝負は始まっていると言っても過言ではありません。ではそのデッキ(奇跡)はどのように構築するといいのでしょうか?この章ではその点についてアドバイスをしていきます。
●第1章 カードの種類

1-1. キャラクターカード

  • 実際にバトルを行ったり、アイテムカードやイベントカードの効果を発動させる際のコストとして使用する、「AIR&Kanon TCG」の中心となるカードです。
  • 1.カード名
    このカードの名前が書かれています。カード名には以下の2つの情報が書かれています。
  • 【コスチューム】
    このカードがどの服装であるかが書かれています。
  • 【キャラクターネーム】
    このカードがどのキャラクターであるかが書かれています。
  • 2.キャラクター属性
    キャラクターの属性が書かれています。
  • 属性の種類
    ◆パワー【POWER】
    ◆敏捷【DEXTERITY】
    ◆器用【SENSE)
    ◆カリスマ【CHARISMA)
    ◆不思議【WONDER】
  • 3.スート
    キャラクターカードはそれぞれ、1つのスートアイコンを持ちます。
    カード配置状態によってフィールドに同じスートが並ぶと、バトルの際に自分が有利になるような修正値がキャラクターに付きます。(参考→バトルの手順)また、コストとしてカードを破棄した時に得られるエネルギーを表わしています。
  • スートの種類
    【目覚まし時計】
    【剣】
    【羽】
    【ストール】
    【猫】
    【雪の結晶】
    【恐竜】
    【バンダナ】
    【シャボン玉】
    【翼】
    【お米券】
  • 4.バトル能力値
    バトルの際に使用する能力値が書かれています。実際のバトルでは、バトルを臨むロケーションに置いてあるキャラクターカードのバトル能力値の中から、バトル相手の属性に対応した欄の数字を戦闘力とします。(参考→バトルの手順)
  • 5.特殊能力
    キャラクターが持つ特殊能力が書かれています。適用条件を満たした時に能力を発動させるものと、発動可能状態中に「:」の前にかかれているものをコストとして払う事によって能力を発動させるものの2種類が存在します。

1-2. アイテムカード

  • キャラクターカードと同様にロケーションに配置され、様々な効果を発動させることができるカードです。効果を長く及ぼすことが出来るので、上手く使いこなして有利な状況を固めて行きましょう。
  • 1.カード名
    このカードの名前が書かれています。
  • 2.コスト
    ロケーションに裏向き状態でスタックされているアイテムカードを表向きにし、発動可能状態にするためのコストが書かれています。これをアイテムコストと言います。
  • 3.効果
    アイテムカードが発動可能状態になった時の効果です。

1-3. イベントカード

  • アイテムカードと同じく、コストを払う事によって様々な効果が発動します。上手く使いこなす事によってゲームを有利に進行させ、不利な状況を返すことが出来ます。しかし、アイテムカードと違う点は、手札から直接使用し、効果を解決した後、そのカードを破棄しなければいけない点です。
  • 1.カード名
    このカードの名前が書かれています。
  • 2.コスト
    イベントカードの効果を発動させるために必要なコストが書かれています。これをイベントコストと言います。
  • 3.効果
    イベントカードが発動した時の効果が書かれています。
●第2章 プレイルール

2-1. プレイに必要なもの

  • 1.デッキ(奇跡)
    「AIR&Kanon TCG」でゲームをするためには60枚以上の「AIR&Kanon TCG」のカードで構成されたカードの束を作る必要があります。これをデッキ(奇跡)と呼びます。ただし、1つのデッキ(奇跡)の中には、同じカード名のカードは3枚までしか入れる事が出来ません。
  • 2.対戦相手
    「AIR&Kanon TCG」は1対1の対戦型ゲームです。このゲームを遊ぶには、「AIR&Kanon TCG」のデッキ(奇跡)を持った対戦相手が必要です。
  • 3.場所
    「AIR&Kanon TCG」ではある程度の広さを持った場所が必要です。
  • 4.ダイス・カウンター
    ゲーム中で数のカウントなどをする際にダイスやカウンターなどを使用すると便利です。
  • 5.コイン
    ゲーム中でコインの裏表を使用する場合があります。
  • 6.スペアカード
    公認・公式大会において、スペアカードというデッキ(奇跡)のカードの入れ替えに使用されるカードを必要とする場合があります。

2-2. 勝利条件

  • 「AIR&Kanon TCG」では3つの勝利条件があり、いずれかを満たす事によりゲームに勝利する事が出来ます。
  • 1.勝利ポイントを先に7ポイント得たプレイヤーがゲームに勝利します。
    バトルに勝利したプレイヤーは、勝利したキャラクターカードを勝利ポイント置き場に置き、勝利ポイントを1ポイント得ます。7ポイント目を得るとゲームに勝利する事が出来ます。
  • 2.相手のプレイヤーのデッキ(奇跡)のカードが尽きて、相手がカードを引けなかった場合、あなたがゲームに勝利します。
    ゲームの進行に応じてデッキ(奇跡)の枚数が減って行き、ドローフェイズや特殊能力の結果、デッキ(奇跡)からカードが引けなかった瞬間に、そのプレイヤーは敗北します。
  • 3.相手のプレイヤーのフィールドにスタックされているカードが無くなった場合、あなたがゲームに勝利します。
    何らかの理由により、フィールドにカードが何も置かれていない状況が発生した場合、即座にそのプレイヤーは敗北します。

2-3. カードレイアウト

  • 1.フィールド
    キャラクターカードやアイテムカードが置かれ、最前列では実際にバトルが行われる横3×縦5のカードを置く場所のことを指します。列の前方とは相手プレイヤーに一番近い方を指し、列の後方とは自分に一番近い方を指します。また、前・後などの言い方も同等のものです。
  • ●フロント
    相手のフィールドに1番近い横の列を総称してフロントと呼びます。フロントでは実際にバトルが行われます。
  • ●ライン
    フィールドにおける縦の列1つを総称してラインと呼びます。
  • ●ロケーション
    フィールドにおける、カードを置く場所1つ1つの呼称です。
  • 2.デッキ(奇跡)置き場
    プレイヤーのデッキ(奇跡)をここに置いてください。
  • 3.捨て札置き場
    コストや効果、バトルの結果よって、破棄すると指示されたカードは全てこの捨て札置き場に破棄された順番に置きます。捨て札置き場に置かれているカードは全て表向きに置かれ、各プレイヤーが好きなときに内容を確認する事ができます。
  • 4.勝利ポイント置き場
    バトルに勝利したキャラクターカードはこの勝利ポイント置き場に置きます。7ポイントを取得した時点で、そのプレイヤーの勝利になります。

2-4. コスト

  • 「AIR&Kanon TCG」では様々なカードを駆使し、勝利を目指しますが、カードを使用したり、発動させるためにコストを支払う必要があります。
  • 1.キャラクターコスト
    フィールドにスタックされているキャラクターカードは初めに裏向きにスタックされています。しかしこの状態ではキャラクターカードに書かれている特殊能力は発動出来ません。ペイコストフェイズに表向きにする事によって初めて特殊能力を発動させる準備が整った事になります。この行動に対しコストは必要無く、任意に表向きにする事が出来ますが、「カードを発動可能状態にする行動」という意味で記載します。
  • 2.アイテムコスト
    フィールドにスタックされた裏向きのアイテムカードを表向きにし、発動可能状態にするためには、自分のフィールドに表向きにスタックされているキャラクターカードを破棄する必要があります。ただしこの時、アイテムカードに書かれているスートと同じアイコンを持っているキャラクターカードを破棄しなければいけません。複数のアイコンが書かれているアイテムカードの場合も、同等にコストとして書かれているアイコンを十分に満たすようにキャラクターカードを破棄してください。アイコンではなく数字が書かれているものに関しては、アイコンを特に指定することなく、その数だけフィールドに表向きにスタックされているキャラクターカードを破棄してください。
  • 3.イベントコスト
    イベントカードを使用するためにはイベントカードに書かれているアイコンと同じアイコンを持っているキャラクターカードを手札から破棄する必要があります。複数のアイコンが書かれているイベントカードの場合も、同等にコストとして書かれているアイコンを十分に満たすようにキャラクターカードを破棄してください。また、アイコンではなく数字が書かれているものに関しては、特に指定することなくその数だけ手札からキャラクターカードを破棄してください。
  • ここで注意する点は、アイテムカードのコストを支払う時はフィールドにスタックされているキャラクターカードを破棄するという事に対し、イベントカードのコストを支払う時は手札にあるキャラクターカードを破棄する、という点です。
●第3章 ゲームの進行

3-1. ゲームを始める前に

  • 1.先手・後手の決定
    ◆ジャンケンやダイスなどでゲームの先手、後手を決めます。先手のプレイヤーからターンが進行して行きます。
  • 2.カードのシャッフル
    ◆自分のデッキ(奇跡)をよくシャッフルし、相手に自分のデッキ(奇跡)をカットしてもらいます。その後デッキ(奇跡)置き場にデッキ(奇跡)を置き、上から7枚のカードを手札にします。そのなかのキャラクターカードとアイテムカードが合わせて1枚以下だった場合のみ、相手に手札を見せ、その手札をデッキ(奇跡)の中に戻しシャッフルした後、もう1度7枚引き、手札にする事が出来ます。このときに同じ状況になっても、もう1度同じ行動を行うことは出来ません。これをマリガンと呼びます。
  • 3.カードのスタック
    ◆手札の中から3枚のキャラクターカードないしアイテムカードを3つ有るラインの先頭(フロント)に好きな配置でカードをスタックします。
  • これでゲームを始める準備が整いました。では実際のターンの流れの説明に入ります。

3-2. ターン中の手順について

  • 1ターンは、以下のようなフェイズの順番によって構成されます。
    また、フェイズによってはイベントカードや特殊能力の使用が制限されます。
【ターンの名称】
【イベント・特殊能力の使用可能/不可能】
1.ドローフェイズ
使用可能
2.カードセットフェイズ
使用不可能
3.ペイコストフェイズ
使用可能
4.バトルフェイズ
特定ステップにおいて使用可能
5.ペイコストフェイズ
使用可能
6.エンドフェイズ
使用可能

3-3. ドローフェイズ

  • ターンの初めのフェイズです。
  • ターンを進行しているプレイヤーは、デッキ(奇跡)の一番上からから3枚のカードを引き、手札に入れます。ただし特別なルールとして、ゲームが始まった直後の、先手プレイヤーの最初のドローのみ引く枚数を1枚減らしてください。
    また、このフェイズの開始の一番初めにストーリーチェイン中のイベントカードの使用と解決が可能です。(この時、ストーリーチェイン中のカードの使用に対してのイベントカード、特殊能力・効果は使用できません)

3-4. カードセットフェイズ

  • ターンを進行しているプレイヤーは、今まで置かれているカードに加えて、ラインに新たに3枚まで裏向きにしてセットすることが出来ます。この行動をスタックと呼びます。この際にカードはどのラインにスタックしてもかまいませんし、逆に1枚もスタックしなくても構いません。ただルールとして、フロントから順に積み木を積んで行くようにスタックしてください。また、途中何らかの効果や結果によりカードがスタックされているロケーションとロケーションに隙間が開いてしまった場合、その隙間を埋めるように後ろのカードを順に前にずらしてください。また、1つのラインにスタック出来る枚数は5枚までです。ただし、全てのラインにカードが5枚づつスタックされてしまった場合にのみ、次にスタックするカードは、いずれかのフロントにスタックされているカードを1枚破棄したあと、その後ろにスタックされているカードを1枚ずつ前へずらし、最後尾の開いたロケーションにスタックしてください。また、スタックする事が出来るカードはキャラクターカードとアイテムカードです。イベントカードはスタックすることは出来ません。

3-5. ペイコストフェイズ

  • ターンを進行中のプレイヤーは、ペイコストフェイズに2種類の行動を起こすことが出来ます。また、この行動は何度でも、どんな順番に行っても構いません。
  • 1.キャラクターカードの特殊能力を発動可能状態にする
    ◆キャラクターカードの特殊能力は表向きになった時に発動したり、表向きにスタックされている間発動し続けたりしますが、そのために裏向きでスタックされているキャラクターカードを、表向きにして特殊能力が使えるように準備する行動が必要になります。つまり、表向きにする事で、キャラクターカードの文面に書いてある、特殊能力を発動させる事ができるようになったり、そこからさらにコストを支払って特殊能力を発動させたり出来るようになるわけです。
    キャラクターカードを表向きにすることにコストは必要ありません。貴方がコントロールする任意のキャラクターカードを表向きにしてください。しかし、1度表向きになったキャラクターカードを裏向きにする事は出来ません。
  • 2.アイテムカードのコストを支払う
    ◆場にスタックされている裏向きのアイテムカードはそのままでは効果を発動させる事はできません。アイテムカードの効果を発動可能状態にするためにはコストを支払う必要があります。フィールドにスタックされている、アイテムカードに書かれているアイコンと同じアイコンを持っているキャラクターカードを破棄してください。また、コストの部分にアイコンではなく数字が書かれているアイテムカードに関しては、特に指定することなくその枚数だけキャラクターカードを破棄してください。表向きになったアイテムカードは効果が発動し始めたり、さらにカードの効果欄に書かれているコストを支払う事によって効果が発動し始めます。
    アイテムカードも1度表向きになった場合、裏向きに戻す事は出来ません。

3-6. バトルフェイズ

  • ターンを進行中のプレイヤーはバトルを1ターンに1度、任意に行うことが出来ます。
    ※プレイヤーはペイコストフェイズの終了時にバトルフェイズに入らないことを選択できます。バトルフェイズに入らないことを選択した場合、バトルフェイズは行われません。

3-7. ペイコストフェイズ

  • 前に説明しているフェイズをバトルフェイズ終了後、にもう1度繰り返します。

3-8. エンドフェイズ

  • ターンの終了のフェイズです。相手に自分のターンの終了を告げます。
    ターン進行中のプレイヤーは、手札が7枚を超えていた場合には、7枚になるまでカードを破棄してください。
    ターンが終了するとターンを進行するプレイヤーが対戦相手に移ります。以降ゲームの勝敗が決定するまでこのターンの流れを繰り返してください。
●第4章 バトルの手順

4-1. バトル中の手順について


【ステップ】
【発動コストが必要な特殊能力・効果】
1.オフェンスキャラクターロケーション選定ステップ
使用可能
2.ディフェンスキャラクターロケーション選定ステップ
使用可能
3.パンプアップステップ
使用不可能
4.アタックステップ
使用不可能

4-2. オフェンスキャラクターロケーション選定ステップ

  • ターンを進行中のプレイヤーはフロントの3つあるロケーションのうち、1箇所のロケーションを選択してください。このときカードが1枚もないロケーションを選択することはできません。そのロケーションにスタックされているカードを表向きにします。(既に表向きにスタックされているカードを選定してもかまいません)そのロケーションにスタックされているキャラクターカード、アイテムカードがバトルを行います。また、このステップで表向きになったカードは全てペイコストフェイズで表にした時と同様に処理します。表向きになった時に発動する特殊能力はその瞬間に解決し、アイテムカードが表向きになった時はコストを支払うことなく発動可能状態になります。

4-3. ディフェンスキャラクターロケーション選定ステップ

  • ターンの進行中のプレイヤーは相手ラインのフロントのロケーションを選択してください。その後そのロケーションにスタックされているカードを表向きにします。(既に表向きにスタックされているカードを選定してもかまいません)そのロケーションにスタックされているキャラクターカード、アイテムカードにバトルを行います。
    このステップで表向きになったカードは、全てペイコストフェイズで表にした時と同様に処理します。表向きになった時に発動する特殊能力はその瞬間に解決し、アイテムカードが表向きになった時はコストを支払うことなく発動可能状態になります。

4-4. パンプアップステップ

  • 各プレイヤーは、バトルを宣言した、ないし宣言されたロケーションから見た、縦、横、斜めそれぞれ3つのロケーションで構成された列の中で、キャラクターカードのスートアイコンが3枚とも同じスートを持っている場合、スートボーナスを宣言し、列のカードを表向きにすることによってスートボーナスを得ることができます。(既に表向きにスタックされているカードを選択してもかまいません)
  • スートボーナスを1度宣言するごとにつき、バトルを行うキャラクターのバトル能力値全てに、+1します。また、このステップで表向きになったカードは全て通常通りに処理します。表向きになった時に発動する特殊能力はその瞬間に解決し、アイテムカードが表向きになった時はコストを支払うことなく発動可能状態になります。
  • スートボーナスはイベントカードや、発動コストを必要とする特殊能力やアイテムカードの効果が使用できないステップに最終的にバトル能力値が上がりますので、大変重要です。
  • ただし、スート「雪の結晶」はスートボーナスが成立する条件が揃っていてもスートボーナスを得ることが出来ません。

4-5. アタックステップ

  • 実際にキャラクター同士がバトルの解決をします。自分のコントロールするキャラクターのバトル能力値のうち、バトルをする相手のキャラクターの属性と同じバトル能力値の数値がそのキャラクターの今回のバトルにおける基本の戦闘力です。
    その後、特殊能力やアイテム、イベントカードの効果、スートボーナスによる戦闘力の修正を加えた後、相手の戦闘力と比較し、戦闘力が上回っている方のキャラクターがバトルに勝利したことになります。
  • ◆バトルに勝利したカードはコントローラーの勝利ポイント置き場にゲームが終わるまで置かれます。
  • ◆バトルに敗北したカードは破棄されます。
  • ◆戦闘力が同じ場合、バトルは引き分けとなり、お互いのカードが破棄されます。

4-6. バトルフェイズにおけるアイテムカード

  • バトル能力値を持っていないアイテムカードは基本的に戦闘能力を持っていません。
    アイテムカードがキャラクターカードとバトルを行った場合に、そのアイテムカードはアタックステップに敗北します。
    アイテムカードを何らかの理由により勝利した場合には、勝利したアイテムカードを勝利ポイント置き場に置いてください。
    また、アイテムカードとアイテムカードがバトルを行った際はそのバトルは引き分けとなります。

4-7. バトルキャラクターの喪失

  • バトルがアタックステップに入る前に、そのロケーションにスタックされていたカードが無くなってしまった場合、(移動、手札に戻る等)バトルを行っているラインにスタックされているカードを1つずつ前にずらし、フロントに移動したカードがバトルを行ってください。
    バトルを行っているフロントのラインにスタックされたカードが全て無くなった場合にのみ、そこでバトルフェイズは終了します。残された方のカードは破棄されません。ただし、バトルフェイズに入っていますので、もう1度バトルを行うことはできません。
●第5章 詳しいルール

5-1. イベントカードと発動コストを使用する特殊能力のタイミングとスピード

  • イベントカードは通常、相手がターンを進行していてもターンの中で使用が出来るタイミングであれば使用することが出来ます。手札からコストを支払ってカードの使用を宣言してください。能力発動コストを使用する特殊能力もイベントカードと同じタイミングで使用することが出来ます。つまり、相手のターンにも使用することが出来る、という事です。
  • これらの能力はそのほかの能力が発動する前にその能力や効果に対し「割りこむ」事ができます。ある特殊能力や効果の発動に対し他の特殊能力で割りこむことを宣言すると、割りこまれた特殊能力や効果の前に割りこんだ特殊能力を解決し、結果、宣言した順番と逆の順番で効果を解決していきます。
  • 両プレイヤーがそれ以上効果や特殊能力による割りこみをしない、と合意があった場合から解決に入りますが、1度解決の処理が始まると、全ての効果や特殊能力が解決されるまで、さらに他の効果や特殊能力で割りこむ事は出来ません。
  • 両プレイヤーが同じタイミングで効果や特殊能力を使用したい場合、もしくは使用しなければならない場合が発生した時、先に使用する義務はターンを進行しているプレイヤーにあります。

5-2. コストスピード

  • コストを支払う行動はどの行動のスピードよりも早く、コストを支払う行動に対し効果や特殊能力で割りこむことは出来ません。カードを使用することを宣言した後でコストは支払われ、結果、効果や特殊能力が発動しない状況になったとしても支払ったコストは戻ってきません。

5-3. レゾンデートル

  • カードの特殊能力、効果欄に「【レゾンデートル】※」と書かれているカードは、どちらかのプレイヤーのフィールド上に※の中に書かれているカードが表向きにスタックされていない場合、破棄しなければなりません。キャラクターの名前である場合、コスチュームに指定はありません。

5-4. コスプレ

  • このアイコンが有る特殊能力や効果を持ったカードは、自分自身のコスチュームを他のキャラクターに貸し与えることによってそのキャラクターカードにコスプレ特有の力を付加させます。《コスプレ》効果、特殊能力を持ったカード自体が単体でフィールドに表向きにスタックされている間はなんら特殊能力や効果を発揮しません。
  • この特殊能力や効果を持ったカードが、フィールドに表向きにスタックされている間に破棄された時(コストの支払いを含む)、そのカードを捨て札置き場に置く代わりにフィールドに表向きにスタックされているカードの上に置くことを選ぶことができます。この《コスプレ》特殊能力や効果を持ったカードの下に置かれているカードは上に《コスプレ》特殊能力・効果を持つカードが置かれている間、《コスプレ》をもつキャラクターカードの特殊能力・効果欄に書かれている特殊能力・効果を得ます。

5-5. ストーリーチェイン

  • いくつかのイベントカードにはゲーム中のイベントを順番になぞらえていくことによって、効果を増強させるものがあります。効果欄の文頭に《ストーリーチェイン》○○○と書かれていますが、これはストーリーチェイン中に使用した時、自分のデッキ(奇跡)の中から○○○に入る単語と同名のカードを1枚さがし、自分のデッキ(奇跡)の脇に表向きに置いたあと、自分のデッキ(奇跡)をシャッフルすることを指します。ただし、例外として、『夢へのいざない』『水の戯れ』『身代わり』『記憶の伝承』『「が、がお」』の5つのイベントカードは通常のイベントカードのタイミングで使用した時に、ストーリーチェインに入ることを宣言し、効果欄の文頭に書いてあるカード名のカードを自分のデッキ(奇跡)の中から1枚さがし、自分のデッキ(奇跡)の脇に置いたあと、自分のデッキ(奇跡)をシャッフルすることができます。
  • ストーリーチェイン中に使用されたイベントカードは効果欄の【ストーリーチェインボーナス】に書かれている効果を追加で得ます。これは選択ではなく強制です。また、通常のイベントカードとして使用された場合は【ストーリーチェインボーナス】に書かれている効果を得ることができません。
    ストーリーチェイン中のイベントカードはデッキ(奇跡)の脇に置きます。ストーリーチェインとして脇に置かれているイベントカードは、ドローフェイズの開始時の一番始めに脇に置かれているカードそれぞれに対し1度だけ使用できるタイミングが存在し、そのタイミングで使用できなかった場合、破棄されます。また、ストーリーチェインとして使用されたイベントカードの効果は打ち消されることはありません。通常のイベントカードとして使用された場合は打ち消されることがあります。

5-6. 緑○

  • この特殊能力・効果を持ったキャラクターカードは、縁先のキャラクターカードと深く関わり合い、その力を貸し与えます。
  • 特殊能力・効果欄に≪緑○≫と書かれているカードの、○に入る矢印の方向指定先は、この特殊能力・効果をもったカードがスタックされているロケーションと接するか、縦か横のロケーションに対して特殊能力・効果を発動します。

5-7. カードのコントローラー、オーナー

  • カードをゲーム中で使用できる人間はそのカードをコントロールしているプレイヤーです。このプレイヤーをコントローラーと呼びます。コントロールする権利を最初に持っているプレイヤーはそのカードの所有者です。このプレイヤーをオーナーと呼びます。ゲームにおいてカードが捨て札置き場に置かれる場合はカードのオーナーの捨て札置き場に置かれます。また、コントローラーが移ってカードの使用する人間が途中で入れ替わったとしても、ゲームが終了した後カードは所有者の元へ返します。

5-8. カードの同一性

  • カードの中で自分自身を指すためにカード名が書かれていた場合、他の場所に同じ名前のカードがあったとしても指定は適用せず、そのカードだけを指す事を意味していることを注意してください。

5-9. 対象の喪失

  • 対象を取ると指定されているカードの「対象」とは、「対象を取るプレイヤーが選ぶ適正な任意の対象1つ」のことを指します。途中で対象に取ったものが何らかの効果やコストによって無くなってしまったり、「対象にならない」効果がついた場合には特殊効果を発動することなく解決します。これは、使用したイベントカードの対象が喪失された場合は効果があらわれずに破棄されることを意味します。
●第6章 デッキ(奇跡)構築のアドバイス

6-1. デッキ(奇跡)の重要性

  • ゲームが1度始まったらデッキ(奇跡)の中に入っているカードを入れ替えてはいけません。デッキ(奇跡)の中に入っていないカードを引くことは出来ませんから、それ以前のデッキ(奇跡)の構築方法が大事になってきます。スムーズにゲームを進行できるようなデッキ(奇跡)を構築する事、それを心掛けましょう。

6-2. カードの配分

  • では、実際にどのようにデッキ(奇跡)を構築したらスムーズにゲームが進行するのでしょうか。この鍵はキャラクターカードにあります。「AIR&Kanon TCG」では実際にバトルを起こすのはキャラクターカードですが、その他にも、アイテムカードやイベントカードのコストの支払いにキャラクターカードを使用します。そのため、十分なキャラクターカードがデッキ(奇跡)に入っていないと、あっという間に手札にアイテムカードやイベントカードがあふれ、フィールドにキャラクターカードが十分に供給されない、といった事態が起こるでしょう。実際のバランスではキャラクターカードがデッキ(奇跡)の4分の3、その他のカードが4分の1、といったところでしょうか。

6-3. バトルの得手、不得手

  • キャラクターカードはバトルの属性ごとに得手、不得手が存在します。デッキ(奇跡)を構築する際は、敏捷のバトルが苦手な栞をデッキ(奇跡)に入れるとした際に、敏捷のバトルが得意な舞をサポートで入れる、などのようにお互いのキャラクターの不得手なバトルを補えるよう、デッキ(奇跡)を構築すると良いでしょう。

6-4. コストで考える

  • アイテムやイベントカードを活用すると、より有利にゲームを進められるようになります。コストに支払われるのはコストに対応したアイコンを持ったキャラクターですから、アイテムカードやイベントカードを一番効果の高い状況に使用できるように、アイテムカードとイベントカードのコストに対応したキャラクターカードを数多くデッキ(奇跡)に入れる、という事も大事です。

6-5. 勝利条件で考える

  • 「AIR&Kanon TCG」の勝利条件は3種類。勝利ポイントを7ポイント得る、相手のデッキ(奇跡)をドローが出来なくなるまで減らす、相手のフィールドにスタックされているカードを全て無くす、です。この3種類の行動を達成させるための助けになるカードが「AIR&Kanon TCG」には数多く用意されています。それを見つけ出し、効率の良いデッキ(奇跡)を構築してきましょう。

6-6. コンボで考える

  • 「AIR&Kanon TCG」は様々な効果を持ったカードが存在します。それらのカードを組み合わせて独自のデッキ(奇跡)を構築してみましょう。

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